作業着のポロシャツをお洒落に着こなした体験談

丈夫で安全性が高い作業着は、仕事をする時にとても役に立ちます。ですが、私はファッションが好きなので、いくら仕事中とはいえ、作業着がダサくてお洒落ではないことが苦痛でした。そこで、作業着として指定されていたポロシャツをお洒落に着こなすために試行錯誤しました。

ダサいと言われる作業着のポロシャツをお洒落に着こなすまでの体験談を紹介します。

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ある時気が付いた!作業着がダサいと女性にモテないということに

私は、ビルメンテナンスの仕事をしています。私の職場では、力仕事や危険な仕事はほとんどありません。決まった時間に設備点検を行い、万一設備に不具合があれば応急手当をするというような仕事内容です。仕事自体が楽なのはいいのですが、問題は作業着の指定があったことです。

具体的には、ベージュの作業ズボンと安全靴に、上は無地のTシャツかポロシャツということが決まっていました。入職した当時は、あまり気にせず着用していましたが、あることがきっかけで、この作業着を着用することが苦痛になります。

その出来事は、私が勤務しているビルで働く女性と会話していた時に起こりました。その女性は、そのビルに入っている会社で働いており、とても可愛らしく顔を合わせるうちに徐々に仲良くなりました。私は、彼女ともっと仲良くなりたいと思い、思い切って、ランチに誘ったのです。

ですが、彼女から返ってきた答えは、「作業着の人とお洒落なランチにいけない。」という非情なものでした。私はその時、作業着がダサいと女性にモテないということに気が付いたのです。

作業着をお洒落に着こなすためにポロシャツに注目

私は昔からファッションが好きです。プライベートでは、お気に入りのファッションに身を包んで休日はウィンドウショッピングをすることが趣味です。周りからもお洒落な人として認識されている自負があり、気になっていた女性にダサいと思われたことはかなりのショックでした。

ですが、私はすぐに考え直しました。これを機会に、一般的にダサいとか汚いというイメージがつきやすい作業着も着こなし次第でお洒落になることを証明しようと決意したのです。そうはいっても、やはり作業着なのでお洒落感は全くありません。

特に、作業ズボンは会社から指定のものが提供されるため、あまり工夫ができないと思いました。そこで着目したのがトップスです。上に着用するものは厳しい規定はなく、無地のTシャツかポロシャツという決まりだけです。

それもボーダーや総柄でなければワンポイント程度はOKという比較的緩い決まりでした。私は普段着でもポロシャツを愛用していたため、作業着のポロシャツに注目して作業着をお洒落に変えようと考えました。

お洒落な着こなしにはサイズ感が大切

同じアイテムを着用していても、なぜかお洒落に見える人というのは、自分の体をよく知っていてサイズ選びが上手な人です。私は、普段は少し大きめのサイズを選んでルーズな着こなしを楽しんでいます。ですが、作業着の場合、ズボンが割とだぼだぼなシルエットのため、大きめのサイズを選ぶと全体的にルーズな印象になってしまっています。

そこで、まずはタイトなサイズ感で、体のシルエットに沿うようなデザインのポロシャツを選んでみました。

全体としては、大きめのポロシャツを着るよりも、スマートな印象にはなりました。

ですが、上がコンパクトすぎると、下がルーズなシルエットのため一昔前のストリートファッションのようになってしまいました。私は、すでに30歳を超えているので、あまり若すぎる雰囲気はかえって老けて見えるような気がします。

そこで、手持ちのポロシャツの中からジャストサイズのポロシャツを選んだところ非常にしっくりと着用できました。サイズで悩む場合は、まずはジャストサイズを試してみると良いと思います。

カラーを工夫することでお洒落に見える

私は、何となく同僚が着用しているからという理由で、白のポロシャツを着用していました。ところが、本社に確認すると派手すぎないカラーであれば、特にカラーの規定はないということでした。白のポロシャツは、真面目な印象があり、無難なカラーですが、汚れが目立つし、ズボンのベージュと合わせると何となく全体がぼやけてしまう印象です。

特に、設備点検をした後は、必ずどこかが汚れてしまうため、不潔な感じになってしまいます。派手なカラーはだめだということだったので、まずは黒を選んでみました。黒のポロシャツは、汚れはもちろん汗ジミも目立たないため、非常にストレスフリーでした。

そのうえ、ベージュの作業ズボンと合わせると何となくお洒落な組み合わせになりました。他のカラーで試した中では、パステルカラーも気に入っています。特に、薄いピンクのポロシャツは女性受けが良かったです。アラサーになってから、男性が着るピンクにはまっており、作業着に取り入れてもお洒落に見えることがわかりました。

ポロシャツのボタンを工夫する

私の姉は、デザイナーをしており、本人もとてもお洒落です。姉に作業着のポロシャツをお洒落に着たいと相談したところ、ボタンを付け替えることを提案されました。洋服は、ボタンをお洒落なものに変えるだけで一気に雰囲気が変わるというのです。

そこで、さっそく木製のボタンを購入し、ボタンを付け替えてみました。使用したポロシャツは、お気に入りの黒のポロシャツです。普通の白いボタンを木製のボタンに取り換えてみたところ、確かに全く違う雰囲気のポロシャツになりました。

ボタンを付け替えることで、量販店で格安で売られているポロシャツが、どこかのブランドのポロシャツのように高級感が出ました。ボタン一つで印象が変わることに、興味を感じた私は手当たり次第にボタンを付け替えました。

その中で、職場でも馴染んで浮かないボタンとして、四角のボタンがあります。量販店で売られているポロシャツのボタンは大体、丸い形をしていますよね。それを四角いボタンに変えるだけで、一気にお洒落になるんです。

木製のボタンと、四角のボタンは最初にチャレンジするボタンとしておすすめです。

お洒落な作業着の着こなし術を職場でマネする人が続出

試行錯誤して、たどり着いたお洒落な作業着の着こなしは、ビルメンテナンスの同僚仲間のうちでみるみるうちに広がり、今では多くの同僚がマネをするようになりました。何となくダサい集団だった私たちが、統一感が出てお洒落になったので、周りの人たちも驚いているようです。

作業着というとお洒落とは無縁のものと感じる人も多いかもしれません。ですが、ひと工夫するだけで、お洒落に着こなすことが可能です。